血糖値と中性脂肪の関係
こちらのページは血糖値と中性脂肪の関係についてまとめています。中性脂肪とは
中性脂肪とは、いわゆる「ぷよぷよお腹」、皮下脂肪のことです。中性脂肪は身体を動かす「エネルギー」として消費され、体温を一定に保ったり、内臓を衝撃から守ったりしています。
若い頃は体型を気にして一日一回は体重計に乗ったり、鏡で自分の姿をチェックしたりしていた方も、年齢と共にだんだんと自分の体型に興味がなくなり、「楽な服装が一番」「美味しいものを我慢するなんてもったいない」と言って食べたい物を食べ、久しく体重計に乗らない生活が続いてはいませんか?
年齢とともに代謝が落ちますからただでさえ太りやすくなっていくのに加え、運動不足や食べ過ぎ・飲み過ぎなどが相まって、「気が付くとズボンの上に大きなお腹が乗っていた」、「数年ぶりに体重計に乗ってみてビックリ」、なんてことはよくある話です。中には「今更誰に見せる訳でもないし」、「少しくらい太っていても美味しいものを食べて幸せでいるほうがいい!」なんて諦めモードの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこの中性脂肪、そういった軽い気持ちで放置してしまうと体に蓄積され過ぎてしまい、様々な病気の原因となるのです。中でも最もその危険性が高いのが「糖尿病」です。
中性脂肪は普通、肝臓で合成されますが、血糖値が急上昇するとインスリンの分泌量が増加し、糖を中性脂肪へと変えてしまいます。中性脂肪が増えると、今度はそれを分解するため、遊離脂肪酸という物質が作られます。この「遊離脂肪酸」こそが、インスリンが効きにくい身体をつくる「インスリン抵抗性」の原因となるのです。健康診断で血糖値が正常値で安心している方、「中性脂肪」の数値はいかがですか?血糖値は大丈夫でも、中性脂肪が赤信号なら、「血糖値対策」を始めるのに早過ぎることはありません。
中性脂肪対策にも「アイスプラント」
血糖値を下げる働きを持つ成分とそれを含む食材についての章でご紹介をさせていただいた「アイスプラント」ですが、この野菜に含まれるもうひとつの注目成分に「ミオイノシトール」というものがあります。これは中性脂肪の抑制効果を持つビタミン様物質で、レタスやキャベツといった他の葉野菜からはほとんど検出されません。「ミオイノシトール」は、脂肪の流れを促し体内に溜まりにくくする働きを持ちます。これを日々の食事に取り入れることによって、中性脂肪が増えてゆくのを防ぐことができるのです。
また、血糖値の急激な上昇を防ぐことが、そのまま中性脂肪の合成を抑えることになりますから、「アイスプラント」はダブルの効果をもたらしてくれるということにもなります。